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 FLOOR MAP 

2020年、新型コロナウイルスの感染拡⼤と緊急事態宣⾔により、私たちの⽇常はあっけなく⽡解しました。

それぞれが喪われた⽇常と、その脆さに⼾惑う⽇々を送るなかで、本展覧会の原案は⽣まれました。

私たちは⽣活様式や考え⽅そのものに⼤きな変化を強いられつつも、気づけばこの世界に順応し、新たな⽇常を「何事もなかったかのように」⽣きています。

制作とは、作家にとってのParadise(楽園・憧憬)の追求や視点を実在化する営みという⾯で、Ordinary(⽇常・平凡)との対⽐、表裏、あるいは逃避といったさまざまなアプローチを孕んでいます。

本展では、作家がそれぞれの変化の中で、⾃らのOrdinaryとParadiseを問いながら制作した作品群を紹介します。

この展覧会が鑑賞者の「新たな⽇常」に根ざした感覚に働きかけ、鑑賞者⾃⾝の中の変化に気づきを与える機会となれば幸いです。

 

企画・代表 北村早紀

Floor MAP

作家名をクリック・タップするとそれぞれの作品のステートメントをご覧いただけます。

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A. 吉國元 

『来者たち』

B. 赤羽佑樹 

『margin of error』

C. 北村早紀

『Blinking TAEKO(It’s not her.)』

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D.石原絵梨

展示会場左手前より

『TENARAI #1(万葉仮名)』

『TENARAI #2(草書体)』

『TENARAI #3(連綿体)』

E.中野由紀子

展示会場右手奥より

『近い人(海と建物)』

『近い人(ベランダとタオル)』

『近い人(公園と花火)』

 

『目のあわない自画像(春、23時前)』

『目のあわない自画像(春、22時すぎ)』

『目のあわない自画像(初夏、時間不明)』

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